天然石を知る

天然石とは、本来は人工的に合成されたものではない鉱物や岩石の総称です。 科学的な定義は曖昧な言葉ではありますが、「パワーストーン」の名で親しまれ、日本の歴史の中でも古くから神社には神様とは別に石が祀られていたりとその信仰の歴史が物語るところもあり、そして君が代の中にも、「さざれいしのいわおとなりて」(さざれ石が大きな岩となって)と石が成長する様が描かれているなど、私たち日本人と石の関係は意識していない人もじつは深いのかもしれません。 文字通り道端の石も天然石と言うことはでき、しばしば装飾目的として建材や半貴石に利用できる石に対して、商業的な価値を与えるためにこの呼び名を用いることもあります。 天然石として販売されている石であっても、熱処理や放射線処理によって色調を変化(エンハンス)させたものや、アクアオーラのように蒸着処理を施したもの、あるいは色素によって直接着色したものなど、加工されているものも少なくありません。

●パワーストーンの歴史 パワーストーンとは古来から世界中で魔除けや信仰の対象、お守りなどとして使用されている天然石のことを指します。 水晶(クリスタル)を代表として、その種類は多種多様です。また、そのパワーは目的や用途により様々な神秘性を秘めています。 古来より、人間の精神や肉体、あるいは運命や運勢を、より良い方向に導き、私たちを護符してくれる存在です。 パワーストーンは、日本では石器時代よりすでに勾玉(まがたま)など神聖な護符として用いられていました。 古代エジプトでは、パワーストーンは神々の象徴として、神々の力やメッセージを伝える道具として珍重されており、数々の儀式や護符、装飾品、守護石としても親しまれてきています。 古代マヤ人やネイティブアメリカンたちの間では、癒し、スピリチュアルの用途として使われ、インドや中国でも、スピリチュアルの用途として数千年以上に渡り後世に伝えられています。 また、各世界の神仏や皇帝・王族等の像や象徴としての装飾にも、色々な種類のパワーストーンが用いられていることもご存知の方も多いでしょう。 西洋でも現在ではストーン・ヒーリングとしてパワーストーンを使ったセラピーが盛んに行われていますね。 紀元前1600年頃のエジプトのパピルスには、クリスタルの使用方法が記載されているほどパワーストーンは、古来より神秘の力を秘めた、天然石として珍重されている歴史があるのです。